プロジェクト_残丘 セッション#03: 橋本雅也「間(あわい)なるもの」

プロジェクト_残丘 セッション#03: 橋本雅也「間(あわい)なるもの」

プロジェクト_残丘(Zankyū)セッション #03:

橋本雅也「間(あわい)なるもの」

 

2000年ごろから独学で彫刻を制作しつづけてきた橋本雅也は2011年冬、郷里の岐阜で幼なじみの猟師による鹿狩りに同行する。このとき、凍てつく夜の川辺で一頭の雌の死に立ち会って以来、橋本は、鹿の骨の彫刻による精緻な表現を、草花のかたちを借りながら深化させてきた。季節が過ぎ枯れゆく植物と、失われた命が記憶する永遠のかたち──。
大寒を迎える1月20日、貴重な作品2点の展示、朗読と対談の夕べに、作家が見聞き、触知しつづけてきた生と死のあわいに思いを巡らせます。

日時)2018/1/19(金)17:00-20:00、20(土)13:00〜20:00、21(日)13:00〜17:00 
場所)新井卓写真事務所
横浜市営地下鉄阪東橋または京急黄金町から徒歩5〜8分

1/20(土)18:00〜19:30【朗読・対談・スープの夕べ】
1/20(土)18:00〜19:30
定員25名/要予約/1,500円 ※高校生以下無料
灯り〉 和ろうそく大與 料理〉 橋本美朝 聞き手〉新井卓
※橋本さんの友人・猟師の瀬戸祐介さんが仕留めた鹿、猪のスープが供されます
予約はこちらから 

橋本雅也(はしもとまさや)
1978年岐阜県生まれ。神奈川県在住。独学で彫刻の技術を習得し、制作を続ける。主な個展:「殻のない種」(主水書房、2012年)、「橋本雅也 間なるもの」(金沢21世紀美術館デザインギャラリー、2014年)「一草一木」(ロンドンギャラリー、2014年)。主なグループ展:「古代礼賛、中世礼賛」展(正木美術館、2012年),「生きとし生けるもの」(ヴァンジ彫刻庭園美術館、2016年)「物語る物質」展(高松市美術館、2017年)等。2012年、作品集「殻のない種」(主水書房)刊行。

<プロジェクト _ 残丘>
新井卓写真事務所では「プロジェクト _ 残丘(ざんきゅう)」と題して、完全自主企画のレクチャー、展示、上映会、対談などをランダムに開催し、日本社会におけるマイノリティやタブーとされてきた思想・文化について多様な視点から知り、考える場を提供しています。毎回登場するゲストは、芸術家や作家をはじめ、批評家、研究者、編集者、活動家など多岐にわたります。ますます深刻化する社会の不寛容や無関心に対して、わたしたちはどう闘えばよいのか?ひとりずつ考える小さな手がかりを探します。

 


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