June 2018

You are browsing the site archives for June 2018.

百の太陽を探して 北アメリカ(八)デイトンの亡霊たち/後編 新井卓   (『小さな雑誌』82号(2015年)より転載) 二〇一五年秋、長崎に原爆を投下したB-29・通称〈ボックスカー〉を撮影するため、国立アメリカ空軍博物館を訪れた。オハイオの連なる段丘は初秋の光に美しく輝いていたが、わたしの目的地は巨大な、薄暗い格納庫(ハンガー)である。デジタル・カメラで〈多焦点モニュメント〉ダゲレオタイプに使用するイメージを何千枚と撮影するため、滞在期間は一週間ほどになった。

ゲーテ・インスティテュート・ジャパンにて映像展示「Ausstellung: 1968年―蜂起する路上」、その後関連シンポジウム「抵抗の未来へ」観る。 https://www.goethe.de/ins/jp/ja/kul/sup/zei/ges.cfm?fuseaction=events.detail&event_id=21245655 Gerd Conradt『Farbtest – Die rote Fahne(カラーテスト‐赤い旗)』(1968)、Thomas Giefer『Happening der Kommune 1 bei der Trauerfeier für Paul Löbe(パウル・レーベの葬儀におけるコミューン1のハプニング)』(1967)、加藤好弘『バラモン』(1971年—1976)、岩田信市『THE WALKING MAN』(1969)ほか。 Gerd Conradtの『Farbtest – Die rote Fahne(カラーテスト‐赤い旗)』は、若者たちが赤い旗をリレーしながら道路を失踪する作品で、カメラは、先導する自動車(おそらくは)から走者たちを正面から捉えている。オリンピック勝者の凱旋を彷彿とさせる演出は単純だが好感を持たせられる。その好感/共感は、パフォーマンスのドキュメントという形式から生まれ、当時の路傍で見守る人々と、映像を見守るわたしたち観客が同一の立場に置かれるためである。本作の正面で上映されている城之内元晴『日大白山通り』(1968)は観るものの時空間とは断絶している(高い資料性と裏腹に)。 路上を占拠し、さまざまなパフォーマンスで異化する行為は、

Sharing Memories on Micro-Monuments: Photographs as Image-Objects and New Narratives for the Atomic Age presented by Takashi Arai, Visual Artist/Visiting Researcher, National Museum of Ethnology, Japan Lakeland University Shinjuku Campus Wednesday, June 27th at 7:00 PM Since the March 11, 2011 killed more than 19,000 and created nuclear catastrophe, Takashi Arai has been contemplating monuments as a means of conveying collective memory. This lecture will elucidate how historical and contemporary…