Project Monadnock Presents / MONUMENT X ANTI-MONUMENT: Shinpei Takeda vs Takashi Arai

[Project Monadnock Presents] MONUMENT X ANTI-MONUMENT: Shinpei Takeda vs Takashi Arai

プロジェクト_残丘(Zankyū)セッション #00: 

モニュメント×反・モニュメント──竹田信平 vs 新井卓

2010年6月10日午後5時より、横浜市南区の新井卓写真事務所にて、メキシコ・ティファナ、ドイツ・デュッセルドルフ在住のアーティスト、竹田信平を迎え新作映画のスクリーニングと対談を行います。

竹田信平の新作パンク・ミュージカル映画『ゴースト・マグネット・ローチ・モーテル』は本邦初公開!
モニュメント/アンチ・モニュメント、そして核の記憶を巡る竹田と新井の対決は、2014年のメキシコ大使館、2015年の第五福竜丸展示館につづき、今回が3回目となります。

新井卓写真事務所では、今後「プロジェクト_残丘」と題してレクチャー、展示、スクリーニング、対談などをランダムに企画し、時代の先端を行く人々と積極的に共謀していきます。
スペースの事実上のオープニングとなるこの機会に是非、ご来場ください。

日時)2017年6月10日(土)午後5:00〜7:00
於)新井卓写真事務所 最寄り:横浜市営地下鉄阪東橋または京急黄金町から徒歩5〜8分 ◎予約後、住所と地図を連絡します
入場料)要予約/2,000円(高校生以下無料) 
定員)約20名
予約)info@TakashiArai.com (お名前/人数/電話番号を明記ください)

Project_Monadnock Presents:
MONUMENTS / ANTI-MONUMENTS
Shinpei Takeda V.S. Takashi Arai
June 10th, 2017, 5pm-7pm @ Takashi Arai Studio, Yokohama
*For more details please ask info@TakashiArai.com

竹田信平 監督作品『ゴースト・マグネット・ローチ・モテル』
ロスアンジェルス・アジアパシフィック映画祭ベストシネマトグラフィー賞 受賞作品
 2016年/67分(言語:英語、スペイン語、字幕:和訳)


アメリカ人音楽家2人、メキシコ人芸術家2人と日本人作家からなるメキシコ・ティファナを拠点とするノイズパンクユニット、ゴースト・マグネット・ローチ・モテルの舞台裏を追うパンク・ミュージカル映画。

アメリカとメキシコの国境を背景に、様々な中毒からの脱出と精神的な境界線を越境するために、各メンバーが一人一人の存在意義を追求、グループとして成立していく過程を追うドキュメント。

 

竹田信平 1978年大阪生まれ
現在メキシコ・ティファナとドイツ・デュッセルドルフを拠点としてアーティストとして活動する。主にドキュメンタリー映画、写真、インスタレーション、ノイズ音楽、パブリックアート、コミュニティープロジェクト等を中心に媒体を越えて活動を展開。
作品はサンディエゴ美術館(アメリカ)、ティファナ国立美術館(メキシコ)、CENART (メキシコ市)、TJ in China (北京)、サンパウロ移民博物館(ブラジル)、京都芸術センター、丸木美術館等で展示。
2001年以来、難民や移民の子供に写真技術を教えるアート非営利団体THE AJA PROJECT (www.ajaproejct.org) を創始、現在でもアートディレクターとしてパブリックアートを製作。2005年以来、北米・南米に渡った被爆者をインタビューし、アーカイブ化する企画、その一環として、国連軍縮局と共同制作したwww.hiroshima-nagasaki.comなどがある。 2010年には米サンディエゴ市からのコミッションでパブリックアートを制作。
近年の映像作品は“日本に最も近いメキシコ”(48分、2008年)、“ヒロシマナガサキダウンロード”(73分、2010年)。
著書には”アルファ崩壊:原爆の記憶を現代美術はどう表現し得るか”(現代書館、2014年)、”海を越えたヒロシマ・ナガサキ”(ゆるり書房、2014年)などがある。
2006年以来”GHOST MAGNET ROACH MOTEL”パンクフォーマンス・ユニットを率いる。

新井卓 1978年川崎生まれ
神奈川県川崎市、横浜市、遠野市を拠点に活動する。
写真の原点を探るうちダゲレオタイプを知り、試行錯誤ののち同技法を習得。対象に出会った時の感覚を、時間と空間を超えて、見るものに生々しく伝えることのできる<小さなモニュメント>として、自身のメディアとしてきた。核の歴史に関心を持ち始めた2010年頃から、第五福竜丸の船体や元船員に出会い、その後、福島、長崎、広島、と撮るべき対象にめぐり合ってきた。
近年は映像制作、執筆のほか、内外の美術館・大学等で公開講義を行うなど多岐にわたる活動を展開。これまで、ボストン美術館、サンフランシスコ近代美術館、森美術館、東京国立近代美術館ほか国内外の多数の展覧会に参加した。2014年に英国ソースコード・プライズ、2016年には第41回木村伊兵衛写真賞、日本写真協会賞新人賞、神奈川文化賞未来賞を続けて受賞。ボストン美術館、サンフランシスコ近代美術館、エリセ美術館、ギメ美術館、東京都写真美術館ほか多数の美術館に作品収蔵。単著に『MONUMENTS』(PGI、2015)などがある。

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