2019年9月8日、日本オーラル・ヒストリー学会(JOHA)で発表した内容が学会誌に掲載されました。
19〜20世紀前期肖像写真史についての簡略な紹介と肖像写真におけるエコノミーの原理、ナンシーの記憶の分有について、アウグスト・ザンダーとジョナサン・トーゴヴニクに見る脱コンテクスト化された肖像の可能性、拙作「明日の歴史」(10代の肖像シリーズ)についてなど。
※刺激的なご縁をいただいた根本雅也さん(社会学者/松山大学准教授)、たいへんありがとうございました。
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新井卓, 肖像写真略史と今日の実践 ― 他者の記憶の〈分有〉のために, 『日本オーラル・ヒストリー研究』(16), 日本オーラルヒストリー学会, 2020.
ARAI Takashi, A Brief History of Portrait Photography and Today’s Practice: For the Partage of Others’ Memories, Japan Oral History Review (16), Japan Oral History Association, 2020
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